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I AM BEAT

​「疲れちゃったよ」の意。山田詠美の作である。

 

この本を読んでいたころ、私は別の問題で疲れていた。

というのも、ある人がきっかけで同性愛者の問題についてずっと考えていたのだ。

しかし、考えても考えても自分一人の力じゃどうしようもならないし、そもそも知識の欠如というのもあった。

ただ、自分の中でずっと考えていて、文字通り疲れてしまったのだ。

......そうすると、どうでもよくなってきた。

そこで私は一つのひらめきを得た。

みんなが疲れてしまえばいいのだ!と。そうするとどうでもよくなってしまうのだ。

これは同性愛者の問題にとどまることではない。

何が正しいとか、何が間違っているとかそれすらも、わからなくなってしまうくらい疲れてしまえばいいのだ。

そうすると、みんなの価値観が狂い、”絶対”ということがなくなる。そんな世界を夢見ている。

​ただ、疲れるためにはみんなが考えないといけないのだけれど...。

(2016.07.26)

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